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msgunfmt
プログラムの呼び出しmsgunfmt [option] [file]...
msgunfmt
は、バイナリーのメッセージカタログを、Uniforum形式の.poファイルに変換するプログラムです。
Javaモード: JavaのResourceBundle
class が入力となります。
C#モード: GettextResourceSet
のサブクラスを含む.NETの.dllファイルが入力となります。
C# resourcesモード: .NETの.resourcesファイルが入力となります。
Tclモード: tcl/msgcatの.msgファイルが入力となります。
入力となる.moファイルです。
fileが指定されていないか、‘-’が指定された場合は、標準入力から読み込みます。
リソース名を指定します。
locale名を指定します。ll形式による言語指定と、国と言語指定を組み合わせたll_CCのどちらでも指定できます。
class名は、resource名の後ろにアンダースコアーをつけて、その後ろにlocale
名を付加することにより決定されます。classは、CLASSPATH
によって配置されます。
リソース名を指定します。
locale名を指定します。ll形式による言語指定と、国と言語指定を組み合わせたll_CCのどちらでも指定できます。
localeに依存する.dllファイルを出力するベースディレクトリーを指定します。
‘-l’と‘-d’が必須オプションです。.msgファイルは、locale に依存した名前の指定ディレクトリーのサブディレクトリーに配置されています。
locale名を指定します。ll形式による言語指定と、国と言語指定を組み合わせたll_CCのどちらでも指定できます。
メッセージカタログ.msgのベースディレクトリーを指定します。
‘-l’と‘-d’は必須オプションです。.msgは指定されたディレクトリーに配置されています。
指定されたファイルに出力を書き込みます。
出力ファイルが指定されていない、または‘-’が指定された場合、結果は標準出力に出力されます。
色や色以外のテキスト属性を使うか、いつ使うかを指定します。詳細はThe --color optionを参照してください。
--color
にたいしてCSS style ruleファイルを使うかを指定します。詳細はThe --style optionを参照してください。
メッセージが何も含まれていない場合でも、常に出力ファイルに書き込みます。
インデントされた形式で.poファイルを書き込みます。
Uniforumに厳密に準拠したPOファイルを出力します。このUniforum形式はGNUの拡張をサポートしないため避けたほうがよいでしょう。
Javaの.properties
の書式で、Java ResourceBundleを出力します。このファイル形式はplural
formをサポートせず、陳腐化したメッセージを暗黙で除去することに注意してください。
.strings
の書式で、NeXTstep/GNUstepのローカライズされたリソースファイルを出力します。このファイル形式はplural
formをサポートしないことに注意してください。
出力ページの幅をセットします。これにより出力ファイル中の長い文字列が指定した幅(例:スクリーンの列数)に収まるように、各行の長さがnumber以下のような複数の行に分割されます。
長いメッセージ行を分割しません。出力ページの幅を超えるようなメッセージ行も、複数行に分割されません。出力ページの幅を超えるファイル参照行だけが分割されます。
ソートされた出力を生成します。このオプションを使用することにより翻訳者が、メッセージがどのようなコンテキストで使用されるかを理解するのが、困難になることに注意してください。
このヘルプを表示して終了します。
バージョン情報を表示して終了します。
診断レベルを上げます。
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