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式を評価した後にもっとも可能性が高いのは、関数定義で見つかった命令をコンピューターが実行することによって生成された値をLispインタープリターがリターン(return)するか、ひょっとするとその関数の評価を諦めてエラーメッセージを生成するかもしれません(インタープリター自体が別の関数に放り込まれたり、処理を無限ループで永遠に繰り返すこともあるかもしれませんが、これらはあまり頻繁には発生しないので無視できます)。ほとんどの場合はインタープリターが値をリターンします。
値をリターンすると同時に、カーソル移動やファイルコピー等のような別の何かをインタープリターが行うかもしれません。値のリターン以外に行われるこの種のアクションは副作用(side effect)と呼ばれています。結果のプリントのようにわれわれ人間が重要だと考えるアクションは、Lispインタープリターにとっては副作用であることがままあります。副作用の使い方はとても簡単に覚えることができます。
要約すると、シンボリック式を評価することによって大抵はLispインタープリターが値をリターンしますが、もしかしたら副作用が実行されることもあり、ひょっとするとエラーが発生するかもしれないということです。
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