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リスト内にある空白の文字数に重要な意味はありません。Lispという言語の概念上は、
'(this list looks like this)
このリストと以下のリストはまったく同じリストです:
'(this list looks like this)
どちらの例もLispにとっては‘this’、‘list’、‘looks’、‘like’、‘this’という順序のシンボルからなる同じリストなのです。
余分な空白や改行は人間にとってリストをより読み易くするためにデザインするためのものです。余分な空白はLispが式を読み取る際にはすべて取り除かれます(ただしアトムを区別するためにアトムとアトムの間には少なくとも1つのスペースが必要)。
奇妙に思えるかもしれませんが、わたしたちがこれまで目にしてきた例によって、Lispのリストがどのようなものであるかのほとんどすべてが網羅されているのです! リストの長さや複雑さを除外すれば、Lispの他のすべてのリストは多かれ少なかれこれまでの例のいずれかと似たようなリストです。簡潔に述べるとカッコの間にあるのがリスト、クォーテーションマークの間にあるのが文字列、単語のように見えるものがシンボル、数のように見えるものが数値です(特定の状況下においては角カッコ、ドットなど少数のスペシャル文字が使われることもあり得ますが、それらを使用せずとも十分先に進むことができるでしょう)。
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