Emacs Lispでの式の評価(evaluation)は、Lispインタープリター —
入力としてLispオブジェクトを受け取り、それの式としての値(value as an expression)を計算する —
により処理されます。評価を行なう方法はそのオブジェクトのデータ型に依存していて、それはこのチャプターで説明するルールにより行なわれます。インタープリターはプログラムの一部を評価するために自動的に実行されますが、Lispプリミティブ関数のeval
を通じて明示的に呼び出すこともできます。