フレームにはその外見と挙動を制御する多くのパラメーターがあります。フレームがどのようなパラメーターをもつかは、そのフレームが使用するディスプレイのメカニズムに依存します。
フレームパラメーターは主にグラフィカルディスプレイのために存在します。ほとんどのフレームパラメーターはテキスト端末上のフレームへの適用時には効果がありません。テキスト端末上のフレームで何か特別なことを行うパラメーターはheight、width、name、title、menu-bar-lines、buffer-list、buffer-predicateだけです。その端末がカラーをサポートする場合にはforeground-color、background-color、background-mode、display-typeなどのパラメーターも意味をもちます。その端末が透過フレーム(frame
transparency)をサポートする場合には、パラメーターalphaにも意味があります。
デフォルトでは変数desktop-restore-framesが非nilのときには、フレームパラメーターはデスクトップライブラリー関数(Desktop Saveモードを参照)が保存とリストアを行います。リストアされたセッションでは無意味や有害になることを避けるためにパラメーターをframeset-persistent-filter-alistに含めるのはアプリケーションの責任です。