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gettextのインストールを完了する1度GNU gettextディストリビューションを入手して解凍し、configure、コンパイルしてしまえば、‘make
install’コマンドでxgettext、msgfmt、gettext、msgmergeなどのプログラムや、それらが利用できるメッセージのカタログを所定の場所に配置することができます。快適なインストールの締めくくりとして、EmacsのユーザーのためにPOモードを利用できるようにしましょう。
POモードをインストールしているうちに、あなたは.emacsファイルを修正して、以下のような行を追加したいと思うことでしょう:
(setq auto-mode-alist
(cons '("\\.po\\'\\|\\.po\\." . po-mode) auto-mode-alist))
(autoload 'po-mode "po-mode" "Major mode for translators to edit PO files" t)
こうしておけば以後、.poのようなファイルや、ファイル名に‘.po.’という文字列が含まれるファイルを編集するとき、Emacs が必要に応じてpo-mode.elc(またはpo-mode.el)をロードして、割り当てられたバッファーにたいするPOモードのコマンドが自動的に利用可能になります。POモードがアクティブな任意のバッファーのモードラインには、POという文字が表示されます。単一のEmacsセッションで、1度に複数のPOファイルをアクティブにすることができます。
Emacsのバージョン20以上を使用していて、システムに適切なインターナショナルフォントがインストールされているなら、様々なPOファイルにたいして自動的にcoding systemを決定する方法をEmacsに指定することもできます。これはEmacsのスクリーンに翻訳を表示する時にしばしば、必要なフォントがロードされ使用されるということです(常にではありませんが)。これを実現するためには、あなたの.emacsファイルに以下の行を追加します:
(modify-coding-system-alist 'file "\\.po\\'\\|\\.po\\."
'po-find-file-coding-system)
(autoload 'po-find-file-coding-system "po-mode")
これでもまだinternationalなcharacterのかわりに四角が表示されるようなら、(Shiftキーを押しながらマウスボタン1をクリックして)違うフォントセットを試してみてください。