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13.2 前提となる作業

パッケージにたいしてGNU gettextを使用するためには、準備が少し必要です。これらの作業は、要点の説明だけだと肝心な部分がわからなくなってしまうある種の一般性をもっているので、このチャプターを読んで後から見返せるように、ここで大まかに説明しておきましょう。

POファイルが投稿されたとき、メンテナーとしてどのように振る舞うのが理想的なのか、少し説明をしておきましょう。メンテナーとしてのあなたの役割は、その投稿が翻訳プロジェクト内の対応する翻訳チーム(わからないときはcoordinator@translationproject.orgに転送してください)によるものであることを証明し、POファイルのフォーマットが壊れていてインストールできないくなっていないか確認し、それらのPOファイルを配布物のpo/ディレクトリーに配置することです。

メンテナーとしては、翻訳が十分なのか、または完璧なのかをチェックする責任を負う必要はないので、語学に関する事柄については無視するべきです。翻訳チームは、チーム自身の運営と翻訳プロジェクトでの言語学的な選択について完全な責任を負います。翻訳チームがメンテナーにより運営されるのではないことを覚えておいてください。ユーザーからの言語上の指摘や報告などを、適切な翻訳チームに転送したり、ユーザーが翻訳チームに参加する方法を説明するような手助けをすることはできます。もっとも簡単なのはABOUT-NLSファイルを送ることでしょう。

メンテナーが翻訳チームを介さずに、自分でPOファイルに関するバグ報告を受けるのは決して行うべきではないことです。ある問題について翻訳者が彼女のチームと一致した見解をもつのが困難なとき、彼女が直接メンテナーと交渉するようなオプションが存在するべきではありません。どんな問題にせよ、彼らは問題をチーム自身で解決するべきです。メンテナーとしては、もしチームに本当に問題があると思えるときでも、あなた自身がチームの問題を解決しようとはしないでください。