54 バグの報告
Emacsでバグを見つけたと思ったときは、それを報告してください。それをfixすることは約束できませんし、それがバグであると常に認める訳ではありませんが、もちろんそれについて知りたいのです。追加したいと考える機能についても、同じことが言えます。このセクションはあなたが見つけたのがバグかどうかを判断したり、バグの場合に有効なバグレポートを作成する助けとなるでしょう。
バグの可能性がある何かを発見した際の一般的な手順は以下のようになります:
- あなたが発見したものが既知の問題なのか、あるいはすでに報告および/または訂正されているバグなのかを確認してください。既知の問題やバグを調べる方法については、既存のバグレポートの既知の問題を読むで答えが得られるでしょう。
- あなたが見た挙動がバグなのか確信がもてなければ、バグがあったときを参照のしてください。そこにはEmacsにおいて明確なバグだとわたしたちがみなすものについて記述されています。
- バグを見つけたと判断したらバグレポートの理解を参照してください。わたしたちが問題の再現と調査を容易に行えるように、あなたが何を見つけたかをもっとも効率的に記述する助けとなる筈です。
- 次にChecklist for Bug
Reportsを参照してください。そこにはバグレポートを送信する方法、および含める情報についての詳細が記述されています。簡単に述べると、電子メールを通じてバグレポートを送信する助けとなるコマンド
report-emacs-bug
を通じてそれらを行うことになります。バグレポートの送信によってバグの調査および訂正のプロセスが始まり、そのバグに関して議論する電子メールのコピーを受け取ることになるでしょう。更に詳細な情報の提供や、見込みのある訂正のテスト等を求められるかもしれません。
- 最後にバグの修整、新機能の追加、ドキュメントの改善などEmacsにたいして特定の変更を提案したい場合には、どうかGNU Emacsへのパッチの送付を参照してください。そこにはその類いの変更を送信する際に関する詳細が記述されています。
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