34 メールの送信

Emacsから電子メールのメッセージを送信するには、C-x mとタイプします。これはメッセージのテキストとヘッダーを編集できる、*unsent mail*という名前のバッファーに切り替えます。編集が終了したらC-c C-sまたはC-c C-cとタイプして、それを送信します。

C-x m

メールの作成を開始します(compose-mail)。

C-x 4 m

同様ですが、他のウィンドウで行ないます(compose-mail-other-window)。

C-x 5 m

同様ですが、新しいフレームで行ないます(compose-mail-other-frame)。

C-c C-s

メールバッファーでは、メッセージを送信します(message-send)。

C-c C-c

メールバッファーでは、メッセージを送信して、そのバッファーを隠し(bury)ます(message-send-and-exit)。

メールバッファーは通常のEmacsバッファーなので、メールの作成中に他のバッファーに切り替えることができます。現在のメールを終了する前に他のメールを送信したい場合は、再度C-x mとタイプして新しいメールバッファーを開きます、このバッファーは異なる数字が後ろについた名前をもちます(その他のバッファー操作を参照)。(これはメール作成にデフォルトのMessageモードを使用する場合のみ機能する。メールコマンドを参照のこと。) 編集中の未送信メッセージの作成を継続したいと判っている場合には、C-u C-x mのようにコマンドにプレフィクス引数を与えれば、Emacsは使用していた最後のメールバッファーに切り替えて、終了する前にメッセージの編集ができるように計らいます。

コマンドC-x 4 m (compose-mail-other-window)は、C-x mと同じことを行ないますが、これはメールバッファーを別のウィンドウに表示します。コマンドC-x 5 m (compose-mail-other-frame)は、新しいフレームでこれを行ないます。

C-c C-cまたはC-c C-sとタイプしてメールを送信するとき、Emacsはどのようにしてメールを送信するべきか — SMTPを通じて直接送信するか、またはほかの方法を使うか — を尋ねます。詳細は、メールの送信を参照してください。

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